Seminar by Prof. Martin Heeney

サウジアラビア・KAUST の Martin Heeney 教授をお迎えし,講演会を開催しました。

Heeney 教授は,様々な有機光エレクトロニクス応用を念頭に,有機化学,高分子化学,材料科学にまたがる学際分野で世界的に活躍しておられます。今回,有機光エレクトロニクスに関する Faraday Discussions へ参加のため来日される機会に,京都大学にもお立ち寄りいただき講演いただきました。今回の講演では,電子受容性の芳香環上での求核置換反応 (“perfluoro-Click”) を活用することで,共役ポリマーの合成後期での定量的な構造修飾が可能になることに加え,この方法を用いた様々な材料創成の可能性についてお話しいただきました。

また,講演会の後には,研究室メンバーとのディスカッションにも快く応じてくださり,最新の研究成果についての討論を通して大学院生を大いに励ましてくださいました。Heeney 先生,お立ち寄りいただき本当にありがとうございました!またお会いできる日を楽しみにしています。

セミナー概要 / About the seminar

Speaker: Professor Martin Heeney
(KAUST, Saudi Arabia & Imperial College London, UK)
Developing a tool box to modify conjugated polymers post-polymerisation
Date/Time: November 9 (Thu), 2023, 10:30–12:00
Venue: KUIAS/iCeMS Main Building, 2F Seminar Room